FCメールの「メンバーよりご報告」は出来ればもう見たくない。

 

 

 

 

 

2021年4月5日にHey! Say! JUMPのFCメールから「メンバーよりご報告がございます。」とメールが来た。

 

表題にも同じような事を書いたが、私はこういうメールが来る時は高確率でバッドニュースだと思ってる人間なので、サイトページに飛ぶのにかなり時間がかかった。意を決して恐る恐る再生ボタンを押し、一時停止。怖いので後半まで一気に飛ばした。そしたら短髪になってる圭人くんがいた。次に、「4月11日は9人でのパフォーマンスで・・・」っていう字幕が見えた。え!戻ってくるんだ!なんて思って一番最初に戻し、再生を押す。

 

・・・完全なぬか喜びだった。戻ってくるんじゃなかった。知らぬ間に帰ってきていた彼の口から告げられたのは「個人で役者をやっていきたい」という言葉。それを聞いた時の私の第一声は「なんで?」でも「どうして?」でもなく「あぁ、やっぱり」だった。

 

 

正直な話をしようと思う。約2年前、Hey! Say! JUMPに還元できるように力を付けたい。学びたい。と言い留学した彼を見送った時、2年後にはきっと一回りも二回りも大きくなって帰ってくるんだろうと思っていたし、9人でのHey! Say! JUMPがまた見られる時が来るのが楽しみだった自分が居たのは確か。だけどそれと同時に、心の本当に奥深く。光も当たらないくらい奥底で、「多分このままもう帰ってこないんだろうな」と思っている自分も居たのだ。

 

 

その後のSorLの『BANGER NIGHT』を見た時、「圭人帰ってきたら大変だろうなぁ 頑張れ!」と思った。2年経ち、卒業した後「もう少しだけ学びたい」と期間も言わずそのまま残る事を選んだ彼。2年前に奥底に沈んでいた小さな予感が、大きく膨れ上がっていくのが分かった。そしてFab!の『狼青年』、私は呑気に「圭人まじで帰ってきたら大変だ・・・でも赤いパーカー似合うだろうな〜」と思っていた。そんな矢先のこの"報告"。多分この報告を聞くまでまだ期待はしていたし、楽しみにもしていたけど、一度そう考えてしまっていたから動揺は少なかった。

 

 

純粋に寂しいな、と思った。もう9人のHey! Say! JUMPは見られないのか、と。でもその後だんだん胸がムカムカしてきた。隣にいる山田くんや知念くんの表情、他のメンバーのぎこちない明るさ笑顔を見てしまったのもあり、「なんだそれ」と思ってしまった。大切だと言っていた存在の人達にそんな顔させるぐらいだったら「待っていてほしい」なんて期待するような事、最初から言わないで欲しかったなんて思った。どうしたって子供な私は「なんであの時言ってくれなかったの?」「Hey! Say! JUMPの勝手だとまで言って送り出してくれたメンバーの気持ちはどうなるの?」と駄々をこねて、癇癪を起こし、地団駄を踏む。

 

最初に勘違いした「9人でのパフォーマンス」というのもそう。それは圭人くんの「卒業」ともとれる形で一緒に。というものだった。彼の我儘を最後まで自分達の我儘だと言い、決して突き放す様なことはしない。Hey! Say! JUMPはこんな時までずっと優しくて暖かい、愛に溢れたグループだった。そんなHey! Say! JUMPが私は大好きだと強く思ったし、愛しいなと思った。だからこそ哀しくて泣いた。

 

 

ちゃんと理解してる私もいるんだ。似たような事をツイッターでも言ったけど「井の中にいた圭人くんは空の蒼さを知っていたし、それを知っている事を大切に大事にしていたけど、遂に大海を見て、その広さを知ってしまったんだ」と。2年弱、海外という外の世界に出てみて、自分の得手不得手が分かったんだろうな、とも思うし、幾つになっても夢や目標を持つことは素敵な事だよねと。せめて自分が好きな人達にはそれが出来ない不自由さを持って欲しくはないと思うし、やりたいことを思う存分やって欲しいと思う。(それでもそのままでいいじゃんかと思ってしまうんだけどね)

 

気持ちに折り合いをつけられることが大人になるってことなら私は一生大人になんてなりたくないと思うけど、それでも圭人くんの一番の仲間であり、きっと一番受け入れ難かっただろうHey! Say! JUMPが、きっとそれぞれ色んな想いを抱えながら、それを受け入れた。圭人くんに対して考えが甘いな、とか時期尚早なのでは?とかなんとか色々思っちゃう自分もいる。だけど、私も大人になって気持ちに折り合いをつけたいと思う。(でもまあこんなこと言ってるけど、多分最後の配信見たら泣くんだろうと思うし、虚無に陥るかもしれない。分かんないけど。)

 

 

 

圭人くんに忘れないでいて欲しいなぁと思うのは、どんな理由があるにしろ「待つ側」「見送る側」というのは結構しんどいし、辛いんだよという事。

 

そして、これから歩む道には、両手を繋いで一緒に転んでくれる人も、一緒に立ち上がってくれる人もいない。それでも進むと言ったんなら、後ろを振り向かないで突き進んで欲しい。転んだ時に「ああやっぱりあの時・・・」なんて後悔しないで欲しい。自分で決めて、引き留めてくれる人を説き伏せてまで行く道なら、きちんと最後までやり通して欲しい。

 

 

 

 

今回の一件がこの先の未来に影響する可能性が0ではないのかもしれないと考えると少し怖いな、と思う。絶対なんてものは無いし、永遠なんてものは無いのだと分かっているのに、それでもなお私はHey! Say! JUMPというグループに永遠を夢見てしまうから。

 

どこかの文豪が言っていた。花が咲いたと思ったら嵐がきて花弁を散らしてしまうように、人生というものには必ず別れが付き纏うものだと。でも、ならばせめてどんな結末が待っていても私は8人で活動を続けると言ってくれたHey! Say! JUMPを応援していきたいと思う。どれだけ形が変わっても、この先に何があっても、私は最後まで彼らについて行きたい。同じ景色を見ていたい。いつか来てしまうであろう別れの日まで。

 

 

 

なんか最後決意表明みたいになってしまった気がするけど、結局私はHey! Say! JUMPが大好き!!!私は私が信じたいと思ったものを、"現在"を大切にしていくね!!っていう話です。

 

 

自分の気持ちに整理つけられて良かった。

ここまで書いてなんだけど、もしかしたら1番言いたかったの表題かもしれないや。